「映画『ピア』試写会参加」
在宅医療と介護をテーマにした映画「ピア〜まちをつなぐもの〜」が完成にあたり、3月末に映画試写会が東京虎ノ門で開催されました。
結ファミリークリニックもこの映画のゴールドサポーターとなっております。昨年、犬山で上映会を行いました映画「ケアニン」に続き、今年度は在宅医療・介護を地域の皆さまに広く知ってもらう機会となるよう上映会を企画しております。
それに先駆け、実行委員会設置前のリサーチとして長田看護師と2人で東京虎ノ門へ出向いて参りました。先に長田看護師がブログで報告した「マギーズ東京」の見学を午前に経て、夕方からはじまる試写会へ向かいました。
会場の虎ノ門ニッショーホールは一般応募で当選した人々とゴールドサポーター等招待券を持参するひとで、開場1時間前から長蛇の列でした。多くの人が在宅医療に関心があるのだと感慨深く思いました。
期待でわくわくしながら会場に進み、長田看護師とよい席を…と会場真ん中の席を確保。直ぐに満員となりました。
当日は元日本テレビアナウンサーで自身も母の介護をしていた町亞聖さんが司会をされました。順に俳優・女優の戸塚純貴さん、水野真紀さんやケアニンにも出演していた松本若菜さん、主題歌を歌う酪農家兼シンガーソングライターの橘和徳さんらを紹介され、撮影中の秘話やこの映画作製にかけた思いなど質問形式で話が展開されました。
そして、シンガーソングライター橘和徳さんの「この街で」が透き通る声で清々しく歌唱されました。生の歌声は心に響き渡ります。映画の内容を想像しながら歌の世界に浸りました。
その後、99分の映画が上映されました。映画の内容はネタバレしないよう秘密ですが…あらすじは
公式ホームページをご覧ください。上映の途中、会場のあちらこちからからすすり泣く声が聞こえました。隣の長田看護師は号泣。また隣の男性も何度も眼鏡を外し目頭を押さえておられました。
私は「ケアニン」のときは何度も涙が出ましたが、この映画では在宅医療の魅力について「確信」のようなものを感じ、誇らしい気持ちで鑑賞しました。そして、連携している地域の多職種の皆さんとこの映画を共有し、日々の連携が療養者一人ひとり、病気や障がいがあっても自分らしく暮らすことを支え、最期まで暮らせる地域づくりを担っていることを共に分かち合いたいと思いました。
映画「ピア〜まちをつなぐもの〜」は、今年度秋以降に私たちの活動地域尾北圏内で上映予定をしております。詳細、場所や日程はまだ映画作?厖?厖??刳t????製会社の都合により未定ですが、早ければ夏頃には開催の詳細をお伝えできる予定です。ご期待いただきたいと思います。
追ってまた実行委員会も設置し、広く募集していきたいと思っています。