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ゆいまる日記バックナンバー

2016年12月26日
「今年1年ありがとうございました」
早いもので、もう年の瀬が迫ってきました。今年の4月に開院し、右往左往している間に時間が過ぎ去って今に至っています。本当にあっという間の1年でした。

開業してから分からないことばかりで、物品の請求、レセプトの請求、医療保険・介護保険などの制度、電子カルテの取り扱いなど…戸惑ってばかりいました。診療でも病状だけではなく、生活サイクルや家の中の構造(手すり、段差、風呂の深さ、室温)、服薬ができているか、家族関係、介護保険でのサービス内容など、病気を改善・増悪させる要素が多々あり、患者様をとりまく環境も含めて診ていく必要がありました。

到底自分の力では乗り越えられるものではありませんでしたが、皆様のお陰で何とか年の瀬を迎えることができました。スタッフのみんなや、医師会の方々、総合犬山中央病院など近隣の病院や診療所の職員様、さらにはケアマネ様、訪問看護様、訪問介護様、訪問薬剤師様など、皆様に感謝しております。

なんといっても、訪問した患者様やご家族様から暖かいお言葉をかけていただき、それが励みになってここまでやってくることができました。本当に今年一年ありがとうございました。皆様、よいお年をお迎えください。
院長 鈴木欣宏
2016年12月19日
「ご自宅でのお看取り」
看護師の水野です。はじめて「結○日記」を書かせていただきます。

結ファミリークリニックが4月に開業し、たくさんの利用者様、ご家族様と心の交流をしてきました。人生の様々な歴史を知り、家族のあたたかさを感じ、私たちのできる最大限のケアを模索し、最大限の気持ちで体当たり診療にあたり、貴重な時間を共に過ごさせていただいています。出会いと別離に感謝の気持ちでいっぱいです。

先日、在宅で看取りたいという娘さんからのご依頼で、90歳の犬山市の保育園の園長さんをしていたおばあちゃんをお看取りさせて頂きました。原因不明の高熱痛みでの苦痛がありましたが、弱音ひとつ吐かず、にっこりと園児の顔を見るようにほほ笑んでくださる、知的で品の良いおばあちゃんでした。

娘さんの自宅で看取りたいという強い気持ちに、パルス療法で苦痛の除去を行い、大好きなところてんを食べることができた喜びを共にしたことが心に鮮明に残っています。

ご自宅でのお看取りお看取り後、お線香をあげさせて頂きました。娘さんから「自信をもって在宅診療にあたるようにね!」とエールを頂きました。ショートケーキを頬張りながらおばあちゃんの思い出話に花が咲き、ステキな時間を過ごさせていただきました。
水野
2016年12月15日
「江南保健所難病対策研修会2 −パーキンソン病の人生最期の時期の在り方−」
江南保健所難病対策研修会ホスピスの対象が癌末期とエイズ末期に限られていることから分かるように、がん以外の疾患では終末期医療が遅れています。パーキンソン病もその例外ではありません。

難しい点は「いつから終末期なのか」がはっきりしない点です。ゆっくりと状態が悪くなり、歩きにくくなり、寝たきりになって、肺炎を繰り返すようになり、嚥下状態が悪くなって食べる量が減り、寿命を迎えます。その期間は癌に較べて非常に長く、「終末期」という緊張感を伴う言葉にはふさわしくないゆっくりとした時間の流れがあります。

その時間の流れに合わせた生活の在り方を創っていく必要があると思います。
院長 鈴木欣宏
2016年12月12日
「江南保健所難病対策研修会1 −パーキンソン病で訪問看護を導入すること−」
江南保健所難病対策研修会11月29日に江南保健所が主催されたケアマネさん対象の研修会で講義をさせていただきました。

要点は、
1.生活管理と内服管理が重要
2.特定疾患医療給付事業と訪問看護の導入
3.内服調整の要点
4.終末期の在り方
5.パーキンソン病の合併症と対策
でした。

特に念を押したのは「訪問看護の導入」でした。パーキンソン病のケアで、医療的な知識があると病状の改善の一助になります。もちろんヘルパーさんがその知識を身に着けるのもいいのですが、訪問看護さんを入れていただくのが簡単です。また、パーキンソン病だと医療保険の対象になりますので、介護保険の枠とは別で入れることもできます。

いろいろな面で有効なので、パーキンソン病の方には是非「訪問看護」を導入することを考慮していただければと思います。
院長 鈴木欣宏
2016年11月25日
「犬山有志の会」
犬山有志の会犬山有志の会で話をさせていただきました。犬山有志の会は6〜7年前から始まり、犬山市内の院長さんや店長さんたちが集まり、子供たちのために遊びや学びの場を提供しようと集まっている会です。

折角の機会ですので、障碍者支援の話をさせていただきました。皆さん興味を持たれ、「何かできないか」という質問がたくさん出ました。中には実際に動物を連れて施設訪問されている方もいて、「希望があれば依頼してくれ」と言ってくださいました。

多くの方が何かをしたいと思っているようで、その熱い気持ちがありがたかったです。その気持ちをどうやって支援につなげることができるだろうか…とあれから日々考えています。
院長 鈴木欣宏
2016年11月21日
「認知症の介護」
認知症カフェちいきの介護・みそら介護の主催の、「認知症カフェ」に参加させていただきました。平日の午後の開催のため参加された方は5人ほどで少人数でしたが、その分みんなで話すことができました。

認知症の介護に悩んでいる方に対し、医者…というより医学は無力だと思います。医学で、オムツの交換の負担や徘徊、暴力行為を減らすことはできません。ユマニチュードやパーソンセンタードケアの知識も、あまり役には立ちません。

一番いいのは、同じような境遇に置かれ、介護に苦労している人だと思います。いつか、認知症カフェにもっと介護で苦労している人やした人が集まり、お互いに経験を持ち寄って話し合えるようになればいいなと思います。
院長 鈴木欣宏
2016年11月14日
「いのちつぐ みとりびと」
いのちつぐ みとりびと半年ほど前に写真絵本を買いました。「いのちつぐ みとりびと」というものです。写真家の國森康弘さんはもともと戦場カメラマンで、悲惨な死ばかりをとっていた方です。それがどんな気持ちの変化があったのか、幸せな死というものがないかを探し、在宅医療・在宅での看取りに辿り着き、出されたのがこの写真集です。

死という別れの間際、死にゆく人の声に耳を傾け、残された人へのメッセージを聞き取り、写真に記録し、その中に光明を見出そうという気持ちが伝わってきます。まるで、それまでの一生や、残された人と共有した時間すべてが、看取りという短い時間に凝縮されているようです。

私も在宅医療を始めてからまだ短いですが、既に多くの人たちの看取りをしてきました。最期の時間の過ごし方は様々でしたが、その濃密な時間を私たちが共有できること自体幸せなことだと思っています。
院長 鈴木欣宏
2016年11月9日
「薬剤師会との連携会議」
薬剤師会との連携会議先日、尾北薬剤師会に所属する犬山市近隣の方々と、連携会議を行いました。

在宅で処方した通りに内服していただくのは、意外と難しいものです。「飲み忘れが多い」「残った薬が多くて混乱する」「内服を変更する場合、風邪薬など一時的に飲む薬はいつまで飲むか」等々、さまざまな問題が出てきます。病院内でも内服の誤りが時々ありますが、多職種が関係し、さらに主に服薬管理するのがご本人さまとかご家族さまであれば誤りはより多くなってしまいます。

私たちは定期的にこういった会議を開いて連携を深めることで、地域の方々が安心して生活できるようにしていきたいと思っています。
院長 鈴木欣宏
2016年11月4日
「まちなかいきいき余遊亭茶論」
余坂交差点のすぐ近くの余遊亭で、認知症についてのお話をさせていただきました。ご高齢になると「認知症になるかもしれない」という不安感が増してきます。しかし、私は不安になる必要はないことをいつもお伝えしています。

実際、私の外来で診ている患者様のほとんどは、普通に生活をされています。物忘れはありますが、それ自体で困っている方はあまりいません。物忘れを指摘して注意していくうちに、徐々に関係が悪くなり、介護が大変になったり自宅生活が困難になったりしていきます。上手に介護されている方は、上手に手抜きをしています。

こう言っては何ですが、あまり真面目ではありません。徘徊しても戻ってこればいい、見つからない場合に備えて近所の人たちに伝えて助けてもらおう、食事も多少食べなくてももしくは食べ過ぎてもいい…等々。生真面目に介護すると、どうしてもうまく行かなくてイライラしてしまいます。

大事なのは、愛情だと思います。介護ばかりに気をとられ、愛情を失ってしまったら、本末転倒ですよね。少しでも安心していただけたら、と思いながらいつも話しています。

まちなかいきいき余遊亭茶論私の隣にいるのは、この会の主催者の神谷さん。一番左の方は、熱心な社会福祉協議会の奥村さんです。
院長 鈴木欣宏
2016年10月31日
「パーキンソン病の勉強会」
パーキンソン病の勉強会クリニックでパーキンソン病についてのお話をさせていただきました。パーキンソン病の方と接するときには、知らなくてはいけない知識がたくさんあります。

まず第一に、薬がよく効きます。内服さえすれば、症状は劇的に改善する場合が多いです。だから、ケアプランを立てるときには服薬管理に重点を置く必要があります。

第二に、特定疾患として補助が受けられることがあります。これは倒れやすくなるまで進行していないと申請できませんが、申請が通れば年収に応じて限度額が低くなり、経済的負担が少なくなります。

そして第三に、訪問看護が医療保険で受けられるようになるので、介護保険をより有益に使うことができます。訪問看護は服薬管理だけでなく、便秘・不眠に関する生活の管理全般メリットがありますので、是非利用していただきたいと思っています。

私はこのようなメリットを十分に生かして、ケアプランや多職種連携を進めていければと思っています。でも、あとで「先生の話は難しすぎる」と注意を受けました。反省します!
院長 鈴木欣宏
2016年10月28日
「栗の渋皮煮」
栗の渋皮煮秋ですね。毎年恒例の「栗の渋皮煮」を作りました。なかなか手がかかりますが、まるでマロングラッセのようにおいしい!

コツは大きくて美味しそうな栗を選ぶことと、渋皮を傷つけないように慎重に鬼皮をむくこと、ゆでるときに沸騰して栗を躍らせないことです。いつもの岐阜のマルキクさんという卸問屋で購入し、本を読みながらゆっくりゆっくり作り、出来上がりました!
院長 鈴木欣宏
2016年10月24日
「生まれ故郷での講座」
少し前に地元の原で講演をしました。原は私が生まれ育った場所で、集まった方々は私が子供のころにお世話になった人ばかりでした。懐かしくもあり、照れくさくもありました。

話した内容は「いつまでも住み馴れた家で暮らせるように」というテーマでしたが、どんなに健康な方でもいつかは病気を持ったりして体が不自由になります。平均すると男性が約9年、女性が約12年で、これは平均寿命から健康寿命を引いた年齢です。

例えば認知症になったらどうするか…皆様は漠然とした不安感を抱いています。しかし、私が診ている患者様のほとんどは、ご自宅で普通に生活しています。もちろん生活ができなくなって本人と家族が苦しんだり、施設に入所したりする方もみえますが、病気と上手に付き合うことによりこれまでと同じように生活される方もたくさんみえます。

「どうしたら認知症になっても変わらずに生活できるのか」、また「家族はどのようにしてサポートすればいいのか」など、パーソンセンタードケアやユマニチュードといった考え方がありますので、そのあたりにも触れながらお話しをさせていただきました。関連した本もたくさん出ていますので、関心のある方はぜひ一度お読みになられるといいかと思います。(もちろん、当院にもお気軽にご相談ください。)
院長 鈴木欣宏
2016年10月17日
「認知症カフェ(みそら食堂にて)」
みそら食堂で行なわれた「認知症カフェ」において、人生の最終段階の過ごし方やアドバンスケアプランニング、2025年問題、延命処置、終末期の胃瘻や点滴、平穏死を絡めてお話しさせていただきました。

「最終段階」といってもいつから?という気持ちがいつもありますが…結論から言うと「ない」と思っています。「人生の最終段階にいる」なんて思っている人は、ほとんどいないのではないかと思います。

実際に「いつ自分が死ぬか」分かっている人なんてほとんどいませんので、結局は「今現在を精一杯、幸せに生きる」ことが大切なんだと思います。そのことをお伝えしたかったのですが、上手に話すことができたかはわかりません…。
院長 鈴木欣宏
2016年10月11日
「難病家族会での講座」
先日、難病家族会でお話をさせていただきました。話した内容は「神経難病との付き合い方」で、難病を支える制度などを網羅的に説明いたしました。

神経難病は原因不明の疾患であり、徐々に神経細胞が失われて体の機能が衰えます。その体と上手に付き合って周囲との関係を作ることにより、豊かな生活を送ることができます。乙武洋匡さんが「不便だけど不自由じゃない」と五体不満足で述べられたようなことと同じようなものです。

今ではICF(国際生活機能分類)という概念で一般的になっておりますので、まずは難病を支える制度(特定疾患治療研究事業、介護保険、身体障碍者制度など)を上手に利用して補助を受け、焦らずにのんびり自分の体と付き合っていきましょう。
院長 鈴木欣宏
2016年9月29日
「ホームページができました!」
このたび、結ファミリークリニックのホームページを正式公開いたしました。

結ファミリークリニック私たちは犬山市という地元を大切にしながら近隣地区の皆さまの在宅医療のお手伝いをしてきましたが、「たくさんの困っている患者さまとご家族さまを訪問診療・在宅医療でサポートしたい」という想いは日々強くなるばかりです。

特に、神経難病でお困りの方や認知症の方、脳卒中の後遺症で悩まれている方、心不全・肺疾患で通院が困難になった方、最期は自宅で生活したい方なども、私たちは力になれると思っています。どうぞお気軽にご相談いただければと思います。
院長 鈴木欣宏
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