「医療従事者研修会」

2月3日(金)の14:00〜16:00に愛知医科大学で開催されました「令和4年度愛知県難病診療ネットワーク推進事業 医療従事者研修会」で、当院の取り組みについて難病看護師の立場で実践報告をさせていただきました。
今回、このような貴重な御縁をいただきました経緯をお話ししますと…昨年の11月18日にファミリーホスピス株式会社様から当院の鈴木医師に「神経難病の在宅医療」講義依頼をいただいた御縁から、難病看護師の中島様と繋がらせていただきました。
また、この御縁から難病診療連携拠点病院である愛知医科大学病院 難病診療連携コーディネーター小堤様より、難病診療ネットワーク推進事業の医療従事者研修会で「難病看護師の活動にスポットをあてた研修会」の開催を企画されるということでご依頼をいただいた形となります。

今回は「在宅療養支援診療所での意思決定支援の実際 〜医療的処置の選択〜」というテーマで、多彩な症状の出現で療養者やご家族のみならず多職種も支援に難渋する多系統萎縮症に焦点をあてて、初診時から胃瘻や非侵襲性人工呼吸器の医療的処置の選択にいたる看護実践と院内の取り組みも含めてご報告をさせていただきました。
座長である愛知医科大学病院病院長道勇先生や愛知県難病団体連合会事務局牛田様からご質問もいただき、まだまだ患者や家族に起きている問題を総合的に捉えて判断する力と広い視野が不足していることを実感しました。また、難病看護師として他施設の活動内容をお聞きすることができ、繋がりができたことは私にとって大変有意義な研修会でした。

本発表を進めるにあたり多くの方々に御世話になりましたことを、ここに深く感謝申し上げます。