「第24回結楽サロンを開催しました」

当院の庭がラベンダーで満開になり、大切なご家族様を看取られたご遺族の方々を迎えるのにふさわしい日となりました。今回は6名の方が参加してくださりました。
参加者の方からご自身で詠まれた俳句を皆様へ紹介があり、他参加者の方が共鳴する姿がありました。思慕を文字で表現することで心の整理をしておられることは、悲嘆ケアでも意味のあることであると学ばせていただきました。
「今一度 君に逢いたし 秋彼岸」
「仏壇の 君想いつつ 秋食べる」
「今夜の ビールのつまみは 虫の声」

今回は、参加者全ての方が交流し合い、会場に一体感が生まれました。あの空気感を文字でどう表現したらよいでしょう。あたたかさ、安らぎ、癒し…。
また、悲しむばかりではなく、泣いたり笑ったり、ユーモアを持って対話される場面もあり、感情をおもいっきり表出できる場になったのではないでしょうか。
初心者ながら私も俳句を詠んでみました。季語が入っておりませんが、お許しください。
当院スタッフが大切に開催している「結楽〜ゆら〜サロン」に思いを込めて
「かなしみは 時間とピアと 結楽サロン」
(※ピアとは同じ経験をもった仲間という意味で使われます。)

当日のサロンで撮らせていただいた写真をお題に一句
「介護8年 結んだ絆 いつまでも」

次回の第25回結楽サロンは9月30日(火)に開催予定です。
ご興味がある方は是非お問い合わせください。お待ちしています。