「新型コロナウイルス感染予防対策」
4月7日に新型コロナウイルスの感染拡大により、政府が「緊急事態宣言」を発令してから1ヶ月以上が経過しました。感染者数は国民の外出自粛の努力もあり日々減少傾向ではありますが、まだまだ警戒を緩めることが出来ない状況があります。
結ファミリークリニックでも、新型コロナウイルスの感染対策の為、様々な対策を講じております。2月28日には、日々状況が変わる世の中の状況を鑑み、感染予防対策会議を急遽開催しました。
その中で、感染予防対策方法について話し合い、出勤時の手洗いから始まる職員の1日の動きについてのまとめや、療養者向けのパンフレットの作成、連携施設への注意喚起について行いました。
新型コロナウイルスに罹患しない、持ち込まないために3月から訪問回数の調整を行うなど、対策を徹底しました。…しかし、時間がたっても、なかなか収束の兆しは見えません。
3月末に再度対策会議を行い、流行の状況からまずは自分たちが罹患しないこと、しかしもしも罹患者が発生してしまった時に被害を最小限に食い止める目的から、職員同士の接触を最小限にする、いわゆる「3密」を避けるために当院でもテレワークを導入しました。
同行者を最小限にし、手洗いなどの感染予防対策をしっかり講じながら、自宅に訪問する人数も最小限に、クリニックに詰めている人数も最小限にし、自宅に持ち帰れる仕事は自宅で行うように対応しています。
基本的なことではありますが、個人防護具の装着方法や手洗いのタイミングについても、新型コロナウイルスの最新情報を確認しながら、研修を行いました。刻々と世の中の状況が変わる中、対応もその時々の時世に合わせて作成したり、柔軟に変更していく事が大切です。
個人防護具不足の問題は早急に解決するべき問題の一つです。クリニックではかがやき工房さんが出している動画を参考にフェイスシールドを手作りしたり、職員のアイデアからヘアキャップ、使い捨て長袖ガウンを作成しています。
職員の中には私も含め、子育て世代も多くいます。中には市町村の対策から保育園に子どもを預けることが出来なくなったり、子どもたちが学校に行けずに自宅学習をしている子供たちが多く居ます。そんな中、院長にはご配慮いただいて臨時ボーナスをいただき、子どもたちのステイホームを楽しく乗り切れるようにご対応いただきました。そのおかげで我が家には新しいテレビと子どもたちのゲームソフトがやってきました。
また、長引くコロナ対策に職員の気持も滅入りがちです。クリニック内は少ない人数で対応しているので、クリニック勤務の職員の帰宅時間が遅くなることも多くあります。職員の疲労もピークでした。しかし、こんな状況だからこそ、楽しく乗り切ることも大切です。
気持ちの切り替えやモチベーション維持の為、昼ごはんはカレーやピザのテイクアウトをして楽しみを持ちながら頑張っています。まだまだ長引きそうな新型コロナウイルス対策ですが、アイデアを出し合って状況に柔軟に対応し、職員一丸となって楽しくユーモアを持って乗り切っていきたいと思います。