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ゆいまる日記バックナンバー

2022年12月28日
「仕事納め」
24時間365日対応している当院は明日からも院長、看護師は待機してくれますが、12月28日に一旦仕事納めでささやかなご苦労様会を行いました。

今年の幹事は、長田・駒田・野木森!!夏頃「年末にコロナも落ち着いていれば久々の忘年会を…」と企画していましたが、やはりコロナ…第8波もあり短時間で少しのお楽しみとなりました。

忘年会プレゼントの準備がありましたので、ささっとプレゼント争奪戦でじゃんけん大会!でも勝ったからと言って、良いものが貰えるとは限りません。じゃんけんで勝った後は今年最後のクジ運…良いものから少しお遊びのものまでありましたが、皆喜んでくれました。

最後は、今年頑張ったあなたへ一言メッセージ。誰にメッセージを送るかはクジで決めます。

○○さんへ
今年とても頑張りましたね!

とメッセージを書いてもらうカードを配り、お開きとなりました。年が明けみんなのメッセージが楽しみです!!
看護師 野木森
2022年12月26日
「年末のご挨拶」
みなさま、今年はどのような一年だったでしょうか。当院では新社屋を建てるという大きなイベントがあり、ひとつの区切りとなる年になりました。

ここまで来ることができたのは、当院のスタッフだけでなく、私たちに関係している多くの事業所、更には地域の方々、みなさまの支えがあってのことだと心から感謝しております。

今年もたくさんの方との出会いがありましたが、その一つ一つが私たちの財産なのだと思います。これまで作ってきた人間関係を新社屋の運営にも生かして、より深いつながり作っていける場にできたらと考えています。

今年度も終わりに近づいていますが、どうぞ来年からも変わらぬご愛顧のほど、よろしくおねがいいたします。
院長 鈴木欣宏
2022年12月15日
「第16回結楽サロン」
第16回結楽サロン新社屋「お結びホール」で初めてサロンを開きました。今までは、旧社屋の窮屈な待合を即席で語り合う場所に模様替えして開催したり、楽田ふれあいセンターの囲炉裏の間をお借りして開催を続けておりました。大変ご不便をおかけしていたことと存じます。

第16回結楽サロン今回お結びホールでは、ペレットストーブを焚き、暖かさと炎の揺れのリラクゼーション効果を取り入れ、ご遺族方々を迎え入れる準備をしました。また植栽や木のぬくもり、吹き抜けの開放的空間やガラス窓から見える緑も感じていただけたでしょうか。

4名の女性が参加され、そのうち3名が大切なご家族様をお看取りしお一人暮らしになられました。そんな中、須田看護師から本の紹介がありました。

第16回結楽サロン栗原はるみ「ミモレ 私が大切にしていること。自分のために、ひとりごはん」
多良美智子「87歳古い団地で愉しむ ひとりの暮らし」
つばた英子「ふたりからひとり 〜ときをためる暮らし それから〜」

女性のお一人暮らしに戸惑い感じ、新しいライフスタイルを受け入れようと努力されている方へヒントになればと考えてくださったのでしょう。

第16回結楽サロン次回は4月に「第17回結楽サロン」を開催予定です。春の日差しや花に囲まれて新社屋の庭「銀の広場」でも語りあえることを心待ちにしています。
看護師 水野
2022年12月2日
「お結び健康まつり」
お結び健康まつり10月から移転し稼働しております新社屋の内覧会の際に、来場者へアナウンスしておりました地域の皆様との交流の機会を「お結び健康まつり」と題しまして11月下旬に持つことが出来ました。
お結び健康まつり社屋のそれぞれのスペースに対する院長の想いは、『この新社屋は、様々な人が集えるように、フリースペースの「お結びホール」や、くつろいで話ができるように「銀の広場」、「よりそっとルーム」「こもれびルーム」といった工夫を凝らした場所をつくりました。』とありますので、夫々のスペースを最大限活用して来場者に楽しんでいただきました。

お結び健康まつりお結び健康まつり当日はエントランスを入ると、診察室では「あたまの体操」、よりそっとルームでは開院と同時に開設した「排せつ・おむつの相談所 ミニむつき庵 楽桃(らも)」でのキックオフイベント、2階のフリースペースで「健康チェック」、コミュティスペースのお結びホールでは第1部でバランスボールを用いたダイナミックな「健康エクササイズ」を行いました。

お結び健康まつりお結び健康まつり第2部では鈴木医師の講話を聴いていただきましたが、頭も体もよく働かせたあとは、銀の広場のファイアーピット前(あいにくの雨に泣く泣く場所変更)で焼き芋を配り、帰路についていただききました。胃袋も満たしていただけたかと思います。

参加されたのは地域の皆様で、女性の参加者が多い印象でした。全てのスペースで能動的に参加される姿が印象的でした。皆さんの表情やご意見を聞き、「院長の望むかたちでのコミュニティスペースとなっていくのかな」と確信できる時間となりました。この場をお借りして、参加された皆様にお礼を申し上げます。

まだまだ「これからどのようにコミュニティスペースを使っていこうか」と考えていくところですが、皆様のご意見もいただけたらと思っております。今回は女性の参加者が9割を超えていましたので、男性も寄りやすい場になるよう考えていきます。
看護師 一政
2022年12月1日
「ミニむつき庵 楽桃(らも)開設」
食べて排せつすることは、毎日繰り返えされ生活の中ではとても大切なことです。排せつでトラブルがあったときに、相談したい場所がなかなかありません。そこでこの度、院長はじめスタッフの協力を得て、愛知県犬山市結ファミリ―クリニック内に「ミニむつき庵 楽桃(らも)」を開設いたしました。

私がこの「排せつ」に携わったきっかけは…在宅看護に興味を持ち始めた頃に患者様のご自宅に訪問すると、ご家族から「尿が漏れて…」「便が漏れて…」「おむつの交換が大変で…」といったお話が多く、おむつを何枚も重ねてお使いの方もよくおみえになりました。

「おむつはどんなあて方がいいのか?」などの疑問を持ち、京都にある「むつき庵」という排泄用具の情報館のおむつフィッター研修を受講しました。自分でおむつをあてて排せつする体験もさせていただき、おむつをあてておられる側の思い、リハビリパンツから尿が漏れてしまう気持ちなど、おむつのあて方だけでは排泄トラブルが解決せず生活の中からみていくことが大切など色々なことを学びました。

このような経験から地域の皆様が「気軽に排せつのご相談できる場所」でありたいと願っております。また、活動にあたっては「むつき庵」様のご協力のもと、地域に根ざした活動が出来ればと思っております。

「こんな方はぜひご相談ください」
  • ちょっとした運動をしたときなどに、尿の漏れることがある。
  • 尿器はどんなものがいいか迷っている。
  • 初めておむつを使うがどんなものが良いか分からない。
  • おむつを使っているが、尿漏れが多い。
  • おむつを使っているが、皮膚が赤い。
  • 下痢便で、衣服まで漏れてしまう。
  • おむつの当て方の勉強会をして欲しい。

排せつについて、おひとりおひとりの相談に、できるかぎり具体的に提案できる場所でありたいと思っております。

「相談料(アフターフォロー込み)」
当院来所 1,000円
在宅訪問 2,000円

「お問い合わせ」
結ファミリークリニック内 楽桃(らも)
住所:愛知県犬山市羽黒新田字鳥屋場1番3
電話:0568-68-3311(代表)
担当:丹羽、一政
看護師 丹羽
2022年11月30日
「個展」
11月29日に、新社屋で初のイベント「お結び健康まつり」を開催しました。盛りだくさんの内容を用意させていただきましたが、その中から藤原若菜個展を紹介させていただきます。

藤原若菜様は2018年からパーキンソン病にて在宅療養されており、体調の良い日に趣味の絵を描かれています。なかなか外出のできない日々を過ごしておりましたので、この個展をきっかけに前へ進むことができればとご家族様と準備を整えました。

藤原若菜個展藤原若菜個展ブラウンチェックのスーツをお召しになっておられるのが、作家の藤原若菜様です。1番のお気に入りは「パンジー」だそうです。
藤原若菜個展年内、当院の廊下に飾らせていただいておりますのでご興味がある方はご覧ください。
看護師 水野
2022年11月28日
「第46回日本死の臨床研究会年次大会」
第46回日本死の臨床研究会年次大会毎年、日本死の臨床研究会年次大会に参加させていただき、自分の知識をアップデートさせていただいています。

今年も11月26日と27日に三重県で行われた第46回目の年次大会にリモートで参加しました。そこで、今回大変感銘を受けた言葉をご紹介させていただきます。

臨床は、医療技術が問われる場であるだけでなく、相手と私の関係のなかで編まれてゆく場でもある。ならば、要望を尋ね引き出し、結論を急ぐまえに対話を深めることはできないだろうか?

結論を急ぐあまり 相違点や溝を早く埋めようとすればするほど対話は貧しいものになっていく

これは原 敬先生(さいたま赤十字病院 緩和ケアセンター)の医療倫理の公演のむすびの言葉です。医療技術が発展し、多種の薬剤選択もあるなかで、「対話こそ!」とむすばれました。私自身日々の診療を思い出しドキッとさせられました。

当院は年間30〜50人程のお看取りがあります。本当に苦しみを取り除けただろうかとモヤモヤし、院内で反省会をしたり、関わった医療介護チームでカンファレンスをする日々です。

全人的苦痛を緩和するためには、医療技術だけでは不可能であり、対話が求められていることを断言されました。明日の臨床につなげていこうと、決意を新たにしました。
看護師 水野
2022年11月19日
「ファミリーホスピスWEB講演会」
ファミリーホスピスWEB講演会11月18日に、ファミリーホスピス株式会社さんが「神経難病の在宅医療」というテーマで話をする機会を設けてくださいました。神経難病についての関心が高かったのか、約250人余りもの方が接続して聴いていただけました。

講演では、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、多系統萎縮症について、主に対応に難渋した課題を扱いました。パーキンソン病では幻覚・妄想・認知症を合併し転倒を繰り返した方、レボドパの頻回投与が必要だが独居で認知症を合併している方、嚥下障害で胃ろうを造っている方で嚥下訓練を行い胃ろう栄養の離脱に成功した方。

筋萎縮性側索硬化症では、呼吸困難感の緩和に苦慮した方、人工呼吸器の事故抜管時の対応や災害時に人工呼吸器の電源確保の訓練を地域ぐるみで対応を行った方。多系統萎縮症では自律神経障害に対して多職種で対応した方。

神経難病の在宅医療は、まだ歴史が浅いためにエビデンスに基づいた医療が難しく、試行錯誤で一番良い方法を選択して行うことが多くあります。おそらく皆さんも同じようなことで困っていると思い、講演ではできるだけ包み隠さずにその試行錯誤の過程をお伝えしました。

講演後のアンケートでは多くの好意的な意見をいただきましたが、やはり神経難病について気軽に相談できる窓口が少ないようで、この公演でも多くの質問が出ました。また、「神経難病は訪問したくないという医師も多いです」という意見もいただきました。

医師でも神経難病に苦手意識を持つ方が多いようです。神経疾患についての解説書は多く出ていますが、もっと分かりやすくどの職種でも理解できるような内容のものが必要だと感じています。

在宅医療でもっとも必要なことは、患者さんが希望に添って生活できるように、専門知識に偏らずに自由闊達に話し合える関係だと考えています。この公演が、少しでもそのような関係を創る一助になればと期待しています。
院長 鈴木欣宏
2022年11月16日
「医師が見学にみえました」
岐阜大学脳神経内科の下郷先生が見学に来てくれました。

「大学病院等で診断されて間もない患者様の対応方法、引き継ぎ方、信頼関係を構築するまでの会話をみせていただきたい。脳神経内科としての慢性期疾患患者への関わり方や注意点を勉強させていただきたい」とのご要望がありました。

診断されて間もない方はいなかったのですが、受けてからの経緯でどのように信頼関係を築いたか、患者さんのニーズはどのようなものがあったか…ということを説明いたしました。また、在宅医療では進行期を診ることが多いため、どのような症状が主になってくるかということをお伝えしました。

病院勤務をしていると、診療は主に「診断」と「外来通院できるまでの治療」「状態が急に悪化したときの入院治療」になります。病気が進行してきて外来通院できなくなってきたら地域の診療所にお任せするしかなく、本当に大変になってきた時期の治療に専門医が参加できないことが多くあったように思います。

私自身、もしもっと早く在宅医療を知っていて神経難病の方がどのように自宅で生活しているかが分かったら、病院勤めのときの外来もかなり変化していたように思います。

下郷先生下郷先生はまだ3年目の先生であり、これから専門領域を学んでいきます。患者さんの自宅で、療養される姿を熱心にみられていました。入院や外来の姿だけでなく、自宅で生活される姿も想像しながら患者さんを診ることができる、素晴らしい医師になるのではないかと期待しています。
院長 鈴木欣宏
2022年11月15日
「在宅人工呼吸器装着療養者の災害対策の取り組み」
災害訓練本年度も災害対策の一貫でALS在宅人工呼吸器装着者様宅にご協力をいただき、災害訓練の実施を行いました。

今年度は支援してくださっている複数のヘルパー事業所の方にもご参加いただき、自宅で停電した際の対応方法について、発動機を用いて72時間人工呼吸器を維持するシミュレーション訓練を実施しました。

また犬山市福祉課の方にもご参加いただき、ALS在宅人工呼吸器療養者の療養の様子や介護されている家族のお気持ちなど見ていただきました。
災害訓練 災害訓練 災害訓練 災害訓練 災害訓練 災害訓練
「今年度の企画内容」
第1部は昨年度同様、「人工呼吸など装着している機器の理解と発動機・発電機の体験会」です。リーフレットを用いて簡単に使用している機器の特徴を参加者全員でおさらいしたのち、発電機の稼働方法を復習しました。

第2部は「どのような災害対策をしたら良いか?〜2022年バージョン〜」でした。2021年11月30日に当院の須田統括管理が、犬山市議会「市民フリースピーチ」で「在宅人工呼吸器装着者の非常用電源給付又は助成のお願い」というテーマで制度化を懇願させていただきましたところ、2022年2月に「犬山市在宅人工呼吸器使用者への非常用発電機貸出事業」が制度化されるという嬉しいご報告をいただきましたので、早速その制度を活用して災害訓練を行いました。

災害訓練今回初めて参加くださったヘルパーの方々は、資料や訓練内容のご質問や動画撮影などとても真剣に取り組んでくださりました。
「自助・共助・公助」
この訓練後、ご家族様は災害時に備えて自助として「ポータブル蓄電池」をご購入されたとご報告をいただきました。
看護師 長田
2022年11月1日
「認知症初期集中支援チーム研修会参加」
認知症初期集中支援チームつなごっと結ファミリークリニックは犬山市から委託を受け、認知症初期集中支援チーム「つなごっと」を開設しています。

  • 認知症の症状が気になるが、病院に行ってくれない。
  • 認知症の治療を中断している。
  • 介護サービスを利用したいがなかなかうまく利用に繋がらない。
  • 認知症による症状が強く、介護や対応に困っている。

上記のような、認知症にまつわるお困りごとの相談をお受けしていますが、相談をお受けするにあたり私たちチーム員のスキルアップも大切に考えています。

そこで10月29日、愛知県が主催する「認知症初期集中支援チームの活動強化に係る研修会」にチーム員3名で参加してきました。愛知県の他市町のチームの設置状況や、認知症の方への質の高い支援に結びつける方策について、詳しい事例も交えて学んできました。

実際の事例について、少しご紹介させていただきます。認知症と診断された遠方に住むお母さまを呼び寄せ、数ヵ月前に同居を始められた長男ご一家からの相談です。

お母さまは日中一人で過ごしており、土地勘もなく、自分の部屋に閉じこもりになってしまったようです。その内、長男夫婦への被害妄想も出てきてしまい、ご家族との関係がどんどん悪化してしまいました。ご家族の不安もとても大きなものでした。

丁度コロナ禍となってしまい、ご本人へのアプローチがなかなかできなかったそうですが、集いの場のチラシをポストインしたり、ご本人と信頼関係のある他県にいる主治医にアプローチし、チーム員に会う事を勧めてもらったりと懸命に関わられたそうです。

その中で分かってきたことが沢山ありました。

  • ご本人は環境が変わり、新しい家のインターホン等の使い方が分からなかった。
  • お嫁さんがいるので出しゃばっていけないと言う思いがあった。
  • 孫に関わりたいが、お母さんのしつけもあるので難しいと思っていた。
  • 家事が好きなので出来ることはしたい。でもお嫁さんに遠慮があってできなかった。
  • ボランティアをしたい。
  • 等々…

チーム員は、ご本人の思いを少しずつ確認していきました。被害妄想がある中で家族とすれ違っていた思いも、チームが関わる事で解きほぐしていく事ができたそうです。

その後、ご本人の希望に沿って、ボランティアをしながら利用できる通所施設の利用につながっていきました。ご本人の生活の張り合いにもなっていったようで、またお泊りのサービスも利用されながらご家族との適切な距離感を保つことにもつながり、関係性も良くなったとのことでした。

このように、認知症初期集中支援チームが認知症の専門的な視点から根気よく関わることで、状況の改善につながることがあります。私たちもこのような事例を知ることで、スキルアップにつなげていきたいと思います。

認知症のことでお困りのことがあれば、いつでもご相談ください。
看護師 一色君佳
2022年10月30日
「新社屋 お気に入りの場所3 紡ぎの庭」
新社屋には数々のこだわりの空間がたくさんありますが、その中でも庭という名のスペースがいくつかあります。「やすらぎの庭」「集いの庭」「四季の庭」、そして「紡ぎの庭」…皆さんお気づきになりましたでしょうか?

紡ぎの庭 紡ぎの庭「紡ぎの庭」は正面出入口のアプローチにあります。鈴木院長の曽祖父の服部銀次郎さんが昭和8年につくられた古民家の、一部の屋根瓦を使用しております。

この瓦には、歴史ある服部邸に関わるたくさんの人々の「想いを大切に紡ぎ」、またこれからは新たなクリニックのスタートとして「未来を紡ぐ」ふさわしい空間になっていると思います。

紡ぎの庭 紡ぎの庭わたしはこの落ち着いた空間がとても気に入っています。クリニックにお越しいただく際に、ご覧いただけましたら幸いです。
事務 井口
2022年10月29日
「新社屋 お気に入りの場所2 銀の広場」
新社屋に移り、今までなかったガーデンができました。ガーデンには鈴木医師の曾祖父 銀次郎氏の名前の1部をもらい「銀の広場」と命名しました。

銀の広場銀の広場には四季折々の植物が植えられており、先日はレモンの収穫をしてみんなで紅茶をいれていただきました。アウトサイドキッチンやファイヤーピットもあり、焼き芋を焼いたりアウトサイドランチを楽しんだりしています。
銀の広場私は就業前に銀の広場で東からの朝日を浴びながらベンチに腰をかけて、他のスタッフと談笑するのが朝の楽しみになっています。

すてきなガーデンですが、やはり雑草がたくさん生えてきてしまうのが悩みです。植物に詳しくない私はまず雑草かどうか判断することからはじまるのです。

春になりたくさんの花が咲き、どんなガーデンになるか今から楽しみです。皆様も暖かくなったら、ぜひ「銀の広場」に遊びにきてください。
看護師 佐藤
2022年10月28日
「新社屋 お気に入りの場所1 ラグジュアリートイレ」
記念撮影10月1日に無事移転をしましたが、旧社屋で開院から約6年8ヵ月お仕事させていただいたので旧社屋にも愛着があり、引っ越しのときは少し寂しい気持ちにもなりました。

そこで、引っ越しの日に開院当初から共に闘ってきた一政看護師と記念写真をこっそり撮りました。
ラグジュアリートイレラグジュアリートイレ新社屋でお気に入りの場所といえば、「ラグジュアリー女性専用トイレ」です。壁紙や鏡、シンク台など、細部まで結ファミリークリニック女性スタッフ全員で意見を交わしました。

「大理石がいい」「バリ風なトイレにしたい」「タイルを入れたい」「ライトアップするミラーを付けたい」など自由にたくさん意見が挙がり、収拾がつかず…結局多数決!

鈴木院長のスタッフに対するあたたかい想いと設計士建築士さんからのアドバイスもあり、贅沢優雅なトイレに…プライベート感もあり、リラックスできる場所になりました。ご来院される機会がありましたらぜひ覗いてみてください。また、男性でも覗いてみたい方はお声をかけてください。快くご案内させていただきます。
看護師 水野
2022年10月26日
「新社屋内覧会」
9月22日、23日、10月25日に「内覧会」を開催しました。内覧会当日は、地域の方や多種職の方などたくさん来場していただけました。

私は、クリニックの近隣に住んでいるので、同じ町内の方々や多くの知人の方も来ていただき、「素敵なクリニックだね」「近くに在宅クリニックがあるのは心強いわ」「いいスタッフさんばかりだね」など、たくさん温かい言葉をかけていただきとても嬉しく思いました。

かけていただいた言葉の一つ一つを、新社屋でのより一層がんばりの力にしていきたいと思っております。ありがとうございました。

お結びホール新社屋では私のお気に入りの場所は「お結びホール」です。吹き抜けの天井、窓ガラスから見える山や町の景色を見ながらお昼を食べたり、会議やみんなでイベントをしたりとても心落ち着く場所です。

ぜひクリニックにお越しの際はご覧になってください。
事務 駒田
2022年10月25日
「飛沫防止用パーテンションをご寄贈くださいました」
飛沫防止用パーテンション新社屋に移転し1ヵ月経ちました。以前、旧社屋でもパーテンションをご寄贈いただきました「株式会社島由樹脂」様より新社屋でもパーテンションをご寄贈いただきました。

新社屋では受付カウンターに設置させていただきました。お心遣いに心から感謝申し上げます。
医療事務 青山
2022年10月16日
「新社屋〜働きやすい環境を〜」
先に院長や統括管理からのゆいまる日記にもありましたが、新社屋への移転が終わり10月1日から新社屋での業務がスタートいたしました。

新社屋には、様々な思いが込められた場所が多くあります。そんな中でも、やっぱりスタッフが働きやすい環境がなければ事は始まりません。いいものが提供できるようになるには、スタッフが気持ちよく働ける場所、休息できる場所があってこそだと思います。新社屋建設に向けて、院長は「スタッフが働きやすい環境を」と言ってくださっていました。

新社屋一日の中で一番使う場所は事務所です。デスクワークが多い当院は、冬場足元が冷えないように床暖房を完備。事務所から緑が見えるように大きな窓で。自分にあった椅子を個々でチョイス。お昼には木のぬくもりを感じながら休憩できるスペース。

いつもスタッフのことを考えてくださる院長には感謝しかありません。これから新社屋はいろいろな物語が繰り広げられる場所になると思いますが、まずは働きやすい環境を維持出来るようにしていきたいと思います。
看護師 野木森
2022年10月15日
「新社屋建設・移転 感謝と慰労」
内覧会を無事終えたのち、9月24日に新社屋への移転が無事完了しました。新社屋建設に於きましては約3年の構想を経て完成、移転しましたことは感慨深い気持ちでいっぱいです。

日々の訪問診療の中での想いを具現化するために、ここまで根気よく導いてくださった「住まい・まちづくりデザインワークス」建築士の野田さん率いるスタッフの皆さま、猛暑の中、丁寧に建築作業をしていただきました「(株)雛屋建設社」代表取締役桑原さん、監督の三榮さん率いるスタッフの皆さまや多くの関係事業者の皆さま方、そして、事務機能の根幹となるオフィスネットワークや一部家具などにもご尽力いただきました地元事業者の「株式会社マルニ」代表取締役の丹羽さん、梅村さん、その他、岐阜信用金庫さん、ブレインパートナー 佐久間会計事務所さん等多くの皆さまにお力添えをいただきました。

この場をお借りして、改めて感謝申し上げます。一言では言い尽くせないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、建設に際し、忙しい診療活動の合間を縫って、リーダー会議、院内定例会議、新社屋会議にて何度も何度もコンセプトの擦り合わせをしてきました。終盤は、内覧会を担当する「オープニング班」と引っ越し・その後の院内整理を担当する「引っ越し班」と2つのプロジェクトを結成し、それぞれが細かな計画や準備を進めて参りました。

時には意見がぶつかったり、24時間365日の診療活動の中で話し合いの時間を捻出するのに困難さも何度も乗り越えて参りました。

そして、個人的にはコロナ禍の中で診療活動も猛暑の中、感染防御対応や感染の影響で限られたスタッフで対応するようなこともあり、過酷な時期に建設関係の調整に専念させてもらえたスタッフの配慮には深い感謝しかありません。

改めて、診療活動の傍らでこの「内覧会」「引っ越し」という大きなイベントを計画的に無事に完了できたのは、スタッフ一人ひとりの力の発揮に尽きます。それぞれが得意なことを活かしつつ、頭を捻りながら、身体を動かしながら同じ目標に向かってきた集大成であります。

創立からさまざまな山や谷がありましたが、必ずこのスタッフなら「やり遂げられる」そう皆で信じあって助け合いここまでこれました。このことを経て、改めて誇れるスタッフとチームワーク力に密かに感動しております。

この新しいクリニックには既に、多くの地元の皆さまが訪れてくださったり、多職種の皆さまとカンファレンスや個別の相談をしたり、スタッフも周辺環境の緑や風に癒されながら束の間のランチをして癒されたりといきいきと活かされつつあります。

新社屋設立新たなステージに立ち、院長、スタッフ一同、地域貢献していくことができるよう全力で取り組んでいく所存でございます。引き続き、結に関わる皆さま方のお力添えを頂けますようお願い申し上げます。

そして、皆さまの忌憚のないご意見は、更にこのクリニックを成長することのできる切っ掛けになります。お気付きの点がございましたら是非お知らせください。今後ともご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
看護師 須田
2022年10月11日
「岐阜大学で講義をしてきました」
講義10月11日に、岐阜大学の3年生を対象に講義を行いました。3年生はまだ臨床講義が始まったばかりです。今回は系統学講義として集中的に神経内科学をまとめて講義をし、その一つに在宅医療を組み込んでいただけました。

講義のテーマは「在宅医療における神経難病」であり、神経難病を抱えた方がどのような生活をご自宅でしているかを話しました。神経疾患というと「治療法がない」「動けなくなる」などのイメージがあるかもしれませんが、できることは沢山あり、多職種が力を合わせて協力することで自宅での生活を豊かに送ることができます。

技術も進歩して、在宅でできることが増えてきて、人工呼吸器を含めた様々な医療器具が自宅でも使用できるようになってきています。多くの人に支えられながらも、家族と生活を営んでいる姿を見てほしいと思いました。

講義を通してどのような感想を持たれたかは分かりませんが、私の学生時代には神経難病の方がどのようにご自宅で生活しているか分からず、想像もできないままに医者になって働いていました。60分と短い時間でしたが、神経難病の方が生活する姿を見ていただいき、わずかかもしれませんが生活面から疾患を捉える視点を持っていただけたのではないか期待しています。

来年も講義の依頼をいただけることになりました。ますます脳神経内科や在宅医療の魅力を広めていければと思っています。このような貴重な機会を与えていただいた下畑先生に感謝しております。
院長 鈴木欣宏
2022年9月24日
「新社屋設立」
新社屋設立新社屋設立令和4年10月1日に、新しい社屋へ移転となりました。新しい場所での運営開始に先立ち、9月22日・23日に内覧会を行い、450名もの方々が来場されました。

2016年4月に結ファミリークリニックを立ち上げてから7年目となりますが、新しい社屋を立ち上げることができたのは、いままで支えてくださってきた地域の皆様と、ともに働く多職種の方々や当院のスタッフの尽力のお陰だと、こころから感謝しております。
新社屋設立 新社屋設立 新社屋設立 新社屋設立 新社屋設立
新社屋設立内覧会に来ていただいた人からは、特に古民家の写真と歴史、そしてそこから引き継いだ柱の印象をお話しする方が多くみえました。「この建物をずっと小さなころからみていた」「私の子供もこの家で取り上げてもらった」「富美さんの療養している時に私が訪問看護でこの家に入った」などなどです。

古民家は、89年前に建った時には珍しい2階建ての瓦屋根の家であり、楽田地区でも目立っていたようです。一時期は助産師だった祖母の富美が産院を営んできた場所であり、命がけの出産の手助けをしてきました。

孫にあたる私も人の命に関わる職業を選択し、この地で在宅医療を営むことになりました。多くの人たちの喜び、涙、楽しさがしみ込んだ建物であり、その主要な柱をこの建物で使うことになったのは、何か運命のようなものを感じます。
新社屋設立 新社屋設立 新社屋設立
この建物を建てるために、何度もスタッフが集まって、設計士さんや建築士さんと話し合い、膨大な時間を費やしました。その成果で、素晴らしい建物になったと思います。しかし、中身を作るのはこれからであり、地域の方々や他事業所の方々とも良好な関係を築き、創造的な場にしていきたいと考えています。

新社屋設立新社屋設立この新社屋は、様々な人が集えるように、フリースペースの「お結びホール」や、くつろいで話ができるように「銀の広場」、「よりそっとルーム」「こもれびルーム」といった工夫を凝らした場所をつくりました。

そこで多くのつながりを創り、地域の歴史を築いていきたいと思います。まだ私たちはスタート地点に立ったばかりですので、みなさまにあたたかく見守っていただけたらと思います。どうぞこれからも御支援賜りますようお願い申し上げます。
院長 鈴木欣宏
2022年9月7日
「ワークショップ」
ワークショップ小雨模様の中でしたが、オットー・デザイン大木様 、SMDW野田様、はじめ新社屋建設に携わって下さっている方々のご協力のもと、ワークショップを開催しました。
ワークショップ ワークショップ ワークショップ ワークショップ ワークショップ ワークショップ ワークショップ ワークショップ ワークショップ ワークショップ
「鈴木院長より」
ワークショップ ワークショップスタッフの子供たちも集まってくれました。

数年ぶりに会いましたが、随分大きくなって時間の流れの速さを感じました。背丈もすぐに追い越されることになるのでしょうね。
ワークショップワークショップで一緒に新社屋の一部をつくることができましたが、建ったあと運営が始まってからも子供たちとかかわりを持つことができればと思いました。
石畳 樹銘板 写真立て
ワークショップで作ったものは石畳と樹銘板、写真立てです。素人っぽさがありますが、それが良い味になっていい感じになりました。皆さま、ぜひ見てください。
看護師 長田
2022年7月19日
「新職員のご挨拶」
新職員のご挨拶この度、結ファミリークリニックで働かせていただくことになりました小松菜月と申します。

医療業界のお仕事は初めてになりますが、これまでも相手の求めていることを汲み取り行動することを常に心がけてきました。

在宅医療については患者様やご家族様の想いに寄り添うこと、多職種の皆様と連携し、一つのチームとして患者様を支えることが大切であると日々実感しております。

自分のこれまでの経験を活かし、患者様やご家族様一人ひとりと真摯に向き合い、寄り添った対応を行うことで信頼と安心を感じていただけるスタッフを目指していきたいと思います。どうぞ宜しくお願いいたします。
看護師 小松
2022年5月30日
「求人ご応募の御礼」
先日、医療事務・訪問アシスタントの募集をしましたところ、今期は10数名とたくさんの方々にお問い合わせやご応募をいただきました。今までも開院以来2回ほど募集をいたしましたが、今まで以上に在宅医療や結ファミリークリニックの活動に関心を寄せていただく方が多くいらっしゃったことが印象的でした。

面接をさせていただきました皆さまはどの方も、経験も、スキルも、お人柄も素敵な方が多く、たった1名の枠での選考に選考メンバーで大変頭を悩ませました。一層のこと「この人財を活かすために、もう1つクリニックを作ってもいいのではないか!」と言うほどでした。

惜しくも選考から漏れてしまわれた方々にはお時間も労力も使っていただき大変申し訳ない気持ちでいっぱいですが、またの機会のもう一度お会いしたい方々ばかりでした。改めて、ありがとうございました。

こうして難渋した選考ではありましたが、またひとり結ファミリークリニックのメンバーが5月下旬より加わりました。ここ数年退職者がいないのが、当クリニックの自慢でもあります。

これからも得手・不得手を認め合い、助け合い、補い合い、持ちうる能力(ちから)を互いに存分に発揮できる職場であり続け、結の理念を、活動を、ともに汗をかきながら作っていきたいと思います。新たなスタートを切る結ファミリークリニックをこれからもよろしくお願いいたします。

療養者ご家族さまからいただいたお花※写真は、療養者ご家族さまがお庭のお花をお届けくださったものです。いつも心があたたかくなります。ありがとうございます。
看護師 須田
2022年5月13日
「やわらか食『口福膳』『うな丼』リリース」
2018年4月に「呑み込みに困難さを抱える方々に外食の機会を」と「さくらを愛でる会」で、日本料理関西さんに「やわらか食の御膳」を作っていただくイベントを行いました。

あれから、イベントではなく食べたいときに食べられる「やわらか御膳」を社会資源としても作ることができないか…と「和嚥の会」を立ち上げ、不定期ではありましたが何度も話し合ったり、勉強会を行いました。その後、何度も試食会を行っていただいたりしながら、過日、とうとう4月14日に日本料理関西さんから「つばめや」というブランドが立ち上がり、商品のリリースの日を迎えました。


4月14日に日本料理関西さんで行われました商品リリースの案内と試食会は多職種・専門職に向けた試食会となり、歯科医、歯科衛生士、言語聴覚士、ケアマネジャー、施設職員、訪問看護師、管理栄養士等々、多くの方が参加されました。
試食会 試食会 試食会
私たちと同じように日々の支援の中で「呑み込みや咀嚼が困難になってきた方々にも、見た目も、味も美味しく味わってもらいたい」という同じ思いで参加された方が多いこと、改めてニーズがあるのだと確信しました。また、このプロジェクトを協働してきたことに、当院の基本理念「いつまでも住み馴れた場所で安心して暮らし続けられる地域づくりをします」が1つ叶ったようにも思いました。

私たちも時々診療の中でもご紹介をさせていただき、がんの療養でなかなか食事がすすまない方に「久しぶりにお肉が食べれた」と喜んでいただくこともあります。今では日本料理関西さんのところへは、全国から目にもお口にも優しい「やわらか御膳」の注文が入っているようです。

やわらか御膳医療・介護の世界の専門的な知識も多く必要であったと思いますが、日本料理関西のオーナー、板長さん、スタッフの皆さまには耳を傾けていただきました御礼と、試作を重ねていただいた努力に敬意を表したいと思います。

是非、やわらか御膳を必要としている方へ届き、喜ばれることを願っています。
看護師 須田
2022年5月10日
「上棟餅まき」
餅まき5月10日に餅まきを開催しました。南部中学西交差点東南の新社屋設立予定地が大勢の人でにぎわいました。餅を投げるたびに大きな歓声が上がり、押し合いへし合いしながらお餅をとりあっていました。

「70年ぶり餅撒きに参加した」「子供の頃はよくあったが、もう何十年ぶり」と言われる方が沢山みえましたが、小さな子供は初めて見るのだろうと思います。
餅まき 餅まき 餅まき
餅まきは、もともとは災いを払うために行われた神事である散餅の儀(散餅銭の儀)が、江戸時代に庶民に広まったとされています。今でも各地で行われていて、神奈川県や山口県では盛んにおこなわれているとのことです。

餅まき餅まきこの犬山市でも私が子供の頃は時々あって、お餅を少しだけ拾うことができて喜んでいた覚えがありますが、最近は見なくなりました。建設会社さんもやったことがないですし、餅を発注したお菓子屋さんにも「こんなに餅をつくったのは初めてだ」と言われました。

地域の人たちが楽しんで集まる機会をささやかながら作ることができ、私たちも楽しむことができて良かったと思います。

新社屋は、今は骨組みができています。中に入ると、そのうちのいくつかは実家の古民家から持ってきた木を再利用しており、一番高いところにある地棟には「服部銀次郎」という私の曽祖父の名前が書いてあります。みんなが集まるフリースペース、事務室、診察室、処置室兼相談室、物品庫など間取りがわかり、いよいよ新社屋が建つのだと実感がわいてきました。

餅まき地域に根差し、地域の方々が安心して生活できるように支えていけるクリニックへ成長していきたいと思います。
院長 鈴木欣宏
2022年4月21日
「第15回 結楽サロン」
第15回 結楽サロン4月21日に第15回結楽サロンを開催させていただきました。

今回の参加者の方々は、お看取りされたご主人様、または奥様のことが「大好きで大好きで」愛おしく想っておられる方ばかりでした。

共に生きることを支え合った過ぎし日をなつかしみ涙を流されたり、今そして今後について考えたり、行動していることを語られる姿がありました。
第15回 結楽サロン 第15回 結楽サロン 第15回 結楽サロン
第15回 結楽サロン次回7月29日に開催予定です。久しぶりに参加したいなと思われてるOB・OGの方がいらっしゃいましたらご連絡ください。
看護師 水野
2022年4月13日
「中日新聞に掲載されました」
4月12日(火)の中日新聞朝刊に、当院と連携をさせていただいております「結デンタル」の宮本歯科医師の記事と、当院院長の活動と地域での連携について掲載がありました。

地域の在宅医療 広がる支援 誤嚥を防ごう! 歯科医師ら連携」 ※中日新聞WEB(一部有料)

新聞紙面にて、ぜひご一読くださいませ。
看護師 須田
2022年4月12日
「2022年度 運営計画発表会」
2022年度 運営計画発表会3月29日に、ホテルインディゴで運営計画発表会を行いました。昨年の一年間を振り返り、更にこれからの一年間の行動計画を発表しました。これからの一年間で、クリニックとしては皆で力を合わせて、さらに診療の改善をさせていきたいと考えています。

その中でも、私自身は神経難病の診療の在り方のプロトコルをつくる予定です。在宅医療では神経難病の方が多くみえますが、脳神経内科の専門医が少ないために専門的な診察を受けることができません。専門外来医と在宅医療医の二人主治医制という方法もありますが、通院困難で在宅医療を行っていますので外来受診は負担が大きくなります。

私は誰でもが神経難病を在宅で診ていくことができるようにプロトコルを作成し、さらにそれを実際に使用する中で改善をさせていきたいと考えています。スタッフも、グリーフケア、皮膚排せつ、ビジネスマナー、神経難病看護、災害対策、医療事務など、様々な面から療養される方一人ひとりがより良い医療を受けられるように計画してくれると思います。

また今年は新社屋が完成の予定です。市から委任されている認知症初期集中支援チームの「つなごっと」はより外部に対してアクセスしやすくなるようになり、新たにミニむつき庵の「楽桃(らも)」が加わって運営される予定です。新社屋には地域の方が交流できる場があり、みんなが集まることができるようなイベントも考えています。

運営計画発表会に集まっていただいた方々からあたたかい言葉をいただきました。新社屋の地主の方からは、「もともと工場があった場所ですが、そこに『趣味楽同時』という言葉が掲げられていました。趣味のように楽しんで仕事をしようという意味で、そこで働いていた人は楽しそうに働いていました」とのことでした。私たちも働くことが喜びになるようにできたらと思います。

また、新社屋は私の住んでいた古民家から一部の木材を持ってきました。そこの場所は私の祖母が産院を運営していた場所で、当時は産婦人科医院のない地域でしたので、祖母が地域の女性の出産を助けていました。人が産まれる場所で使っていた木を、在宅医療の拠点で使うことになります。その古民家に飾られていた額縁には「積善有餘慶」と書かれており、善をなせば見かえりとしてよい事が必ずあるということ、善行を積んだ家には子孫の代にまで及ぶ幸福が必ず訪れるという意味だそうです。

2022年度 運営計画発表会2022年度 運営計画発表会多くの思いを引き継いで、新しい一年を迎え、新社屋設立に向かっていきます。非力ながら皆様の想いや歴史を受け止めて、これから精一杯がんばっていきたいと思います。

今年度もどうぞよろしくお願いいたします。
院長 鈴木欣宏
2022年4月4日
「神経難病の病状説明について」
先日、難病の緩和ケア研修会に参加しましたが、その半分くらいは医療面接の方法でした。病状説明は私も大切だと考えており、特に難病では大切なことだと思います。その理由は3つくらい挙げられます。

1.難病は理解すること自体が難しい(こまめに、本人の理解度に合わせて)
私も学生の時には、その病態を理解するのに非常に苦しみました。いまでは当たり前のように理解していますが、当時はパーキンソン病とパーキンソン症候群の違いの理解にも一苦労したものです。

解剖学など基礎を学んだ上でもこれだけ苦労したのですから、全くの初心者の方に理解してもらうことはさらに困難なことは当たり前のことです。本人やご家族の理解度に合わせて、こまめに説明していくことが必要です。

2.病状は進行によって変化していく(病状の変化に合わせて)
神経難病は、障害される神経の場所によって、様々な症状が出てきます。例えばパーキンソン病であれば、手足の動かしにくさから始まり、のみ込みにくさ、しゃべりにくさ、血圧低下、幻覚、認知症状などなど。

症状が出現する度に戸惑いますので、時期に合わせて出やすい症状を予測して話していくと、病状理解も進みます。

3.症状の進行によって対応方法が異なる(具体的な行動に落とし込む)
例えば、パーキンソン病の初期であれば内服薬がよく効きますので内服調整だけで通常の生活を送ることができますが、進行してくると薬が効かなくなってきますのでリハビリを導入して運動の訓練をし、転倒予防をする必要が出てきます。

また、のみ込みが悪くなると肺炎を起こしやすくなりますので、口腔ケアや場合によっては嚥下訓練のリハビリが必要になってきます。血圧低下(起立性低血圧)が出てきたら、起き上がりの際に事前に運動したり、ゆっくり立ち上がったり、食事を摂る時に少しずつ食べたりといった工夫が必要になります。

それがなぜ必要なのかを理解するためにはやはり病状の理解が必要であり、理解されないとやらされている感覚になって、リハビリも苦痛になってきます。

ただ病状説明と言っても漫然と一通り説明するのではなく、まずは本人の病状理解を聞いた上でそれを修正するように対話形式で行っていき、最後には本人とともに「治療目標」を立てるのが良いと思います。私も面談の時には、一方的な話にならないように注意を払っています。
院長 鈴木欣宏
2022年4月1日
「医療事務・訪問アシスタント募集」
この度、医療事務または訪問アシスタントの増員のため募集することになりました。折り込み広告を入れさせていただきました。
医療事務・訪問アシスタント募集
今年度秋には新社屋へ移転予定もあります。医療事務経験者、在宅医療に関心のある方大歓迎です。まずは、どのような仕事か等お気軽にご連絡をください。

募集期間:3/29(火)〜4/6(水)
担当:須田または野木森まで
看護師 須田
2022年1月31日
「2021年 忘年会」
昨年12月28日は仕事納めでした。コロナ禍の感染対策で、気が緩むことなく一年が過ぎました。少しでもスタッフの笑顔がみることができればと思い、幹事として感染対策を考慮しつつ案を練りました。

回想とちなんでスタッフの20代の頃の写真を募り誰なのかを当てるゲームでは、みんな「誰?」と分からないものが多かったような…。

じゃんけんゲームじゃんけんゲーム他にも幼少の頃に戻り、手作りのイラスト魚つりやじゃんけんゲーム(勝った方は棒で叩いて、負けた方はヘルメットで防ぐ)では、「先生は叩けない」という人がいる一方、「先生とやりたい」という人もいて、いつも見られない姿が見られ楽しいひと時でした。
忘年会コロナ禍で通常の生活には戻れず、ゆっくりとコミュニケーションを図る時間もありませんでしたが、最後にみんなの顔を見て忘年会をすることができ「幸せ」に感じました。心の底から皆で笑える日が早く来ることを願うばかりです。

まだまだ憂慮すべき状況が続きますが、スタッフ一同力を合わせて感染対策に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
看護師 丹羽
2022年1月21日
「第14回 結楽サロン」
結楽サロン2022年1月20日に、楽田ふれあいセンターにて「結楽サロン」を開催しました。

当院が在宅療養や在宅看取りで関わらせていただいた、5名のご家族様が集まってくださいました。ご家族様が思慕と適応で揺れる心の内を吐露し、心の整理や前へ進むヒントの場が持てるようにと定期継続しております。

結楽サロン次回は4月に開催予定です。今後ともよろしくお願いします。
看護師 水野
2022年1月4日
「60th birthday」
6人居る看護師の中で結への入職は一番最後ですが、経験も豊富で頼れる存在の看護師 丹羽さんが60回目のお誕生日を迎えました。

昨年とはなりますが11月24日のお誕生日に向けて密かにお祝いプロジェクトが進み、「お誕生日のお祝いの品はやっぱり”深紅の薔薇”でしょ」と言うことで、看護師 一政さんを中心にプロジェクトが進みました。

当日、狭いクリニック内で気付かれないようこのプロジェクトを進めるのは至難の業です…。誕生日当日というのに丹羽さんにはお昼のお弁当買い出しや駐車場の車の移動など言い訳に(丹羽さんごめんなさい)外出していただき、準備、準備!ドアの陰に外出から帰った丹羽さんの姿が…。

ピアノ伴奏さぁ、お祝いスタート♪ 用意したミニグランドピアノで看護師 水野さんが弾くピアノに合わせ「Happy Birthday♪to you…Dear NIWAさん♪…」と花道を作ってお祝いの合唱♪

院長からは深紅の薔薇と花束の寄せ書きをプレゼント! 前日に看護師 一政さんが高島屋さんでチョイスしてくれた色とりどりの高級エクレアを美味しくいただきながら、ささやかなお祝いの時間を過ごしました。
深紅の薔薇 深紅の薔薇と寄せ書き エクレア
丹羽さんは多彩な才能を持ち合わせ、豊かな人生を自ら切り開く素敵な女性です。私の憧れの女性像でもあり、目標になる女性です。きっとほかのスタッフも同様だと思います。今も日々のジョギングを欠かさず、フルマラソンを完走する健脚の持ち主です。

そして、訪問先のみなさまにお誕生日の際にお持ちする、優しく温かな「己書カード」は丹羽さんの作品です。毎月変わる絵柄に丹羽さんの温かさがにじみ出ています。動きは機敏ですが、お話する言葉は控えめで相手を尊重する物腰は柔らか…実直にコツコツ何ごとも取り組まれます。余興には二胡を奏でたり、今どきの動画作成技術は凄腕です。いつもお洒落で、センスがとって素敵です。

看護の面でも経験豊富で、機敏に動ける頼もしい存在です。私的に進めてきた「おむつフィッター」の勉強も、講師ができるまで深めています。いま、丹羽さんを中心に「ミニむつき庵」運営プロジェクトも熟考中です。「ミニむつき庵」については、また丹羽さんからこの日記で発表していただければと思います。

60th birthdayそんな訳で、新たなステージを走り出した丹羽さん。丹羽さんの知識も経験もお人柄も存分に発揮し、これからも地域のみなさまにお役に立てるよう準備をしておりますのでご期待ください。

丹羽さん、60th birthday!おめでとうございます!!
看護師 須田
2022年1月1日
「年始のご挨拶」
謹んで新年のごあいさつを申し上げます。旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。

2022年はいよいよ新社屋の設立があり、地域の方の交流の場になるよう計画をしております。また、さらに診療の質を良いものにできるようクリニックを挙げて尽力し、みなさまにとって必要とされるクリニックでありたいと思っています。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。
院長 鈴木欣宏
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