祖母の生前中は、大変お世話になりました。たくさんのケア、温かな言葉に励まされ、最期を看取る事ができました。

離れて一人暮らしていた祖母の元に行き、二人での生活はあっという間に10年以上経ってしまいました。学生時代に親と過ごした想い出よりも、祖母との想い出の方が多いようにも感じます。20代と若く、自由な時間が無い事にイラだったり、強く当たる事もあり、振り返ると本当に申し訳なかったと思います。

働きながら1人で介護を続ける事に限界を感じ、実家で祖母をみていく事になりました。両親が一生懸命に介護してくれたおかげで、私は仕事にも専念でき、気持ちに余裕を持って、本当に優しく祖母に接する事ができるようになりました。

95歳を過ぎ、通院も辛くなり、これからの事を考え、訪問診療を探しました。鈴木Drの事も知っており、看護師さんも熱心でアットホームだと聞いていたので、すぐ結ファミリークリニックに依頼しました。患者と家族の思いに寄り添う、苦痛なく、自然な形で看ていく、困った時にはすぐ訪問して下さり、不安を和らげて下さる、本当にお願いして良かったと、すぐ思いました。

頭部表皮に悪性腫瘍ができ、肥大化してしまった際、本人への苦痛、家族の負担を考慮しながら、一生懸命に治療方針を考え、周囲の医療、サービス関係にも連携を取って下さり、そのサポート力に感謝でした。

H30年1月、家族全員に見守られながら、本当に穏やかに、幸せな最期を迎えることができました。苦しくないか、辛くないか等本当に心配と不安な状態が1ヶ月程続きましたが、往診と訪看のおかげで、自宅で看取る事ができました。

部屋に祖母が居ない事に、まだ慣れません。写真に話したり、家族で思い出を話したり、淋しい気持ちは消えません。ただ、皆さんのおかげで幸せな最期を迎えられた事は本当に自慢で、幸せな気持ちにもなります。

自宅での看取りは家族への負担も大きく、難しいと思います。ただ、利用者、家族本位の診療で、いつでも相談でき、私たちは本当に安心して自宅介護できました。

色々なサポート体勢、アドバイス、本当に感謝しています。24時間体制で、とても大変だとは思いますが、これからもたくさんのご家族のサポート、頑張って下さい。

お世話になり、本当にありがとうございました。