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K.Tさま （愛知県犬山市）
父は10年間膀胱癌を患い、入退院を繰り返していましたが、病状が急激に悪化しました。入院中、家に帰りたいという父の強い希望で在宅で看病しましたが、母と市外に住む娘2人での看病はあまりに大変でした。そんな時に結ファミリークリニックを紹介していただき、訪問診療をしていただくことになりました。膀胱摘出による特殊な医療看護に対して、ずっとかかっていた病院と綿密に連絡をとって対処していただいたり、日に日に病状が悪化してゆく父をみて不安な家族にその都度丁寧に病状を説明してくださったので、安心してあまかせする事ができました。
結局、自宅で最期まで看取れたのも先生や看護士さんがささえてくださったおかげです。家族に4人で過ごした時間は宝物です。その時間を与えてくださった結ファミリークリニックさんには、本当に感謝しています。ありがとうございました。
発症してから10年間生活されてきた方ですが、私たちが関わったのはわずか2週間とちょっとでした。体調を崩され、歩くのがやっとで通院できなくなったため、私たちに声がかかりました。直前まで普通に歩いて通院されていた方が急に調子が悪くなり、当初ご家族様は動揺されていましたが、一回りこれからのことを説明すると落ち着かれ、母と娘二人まるで三人姉妹のようなチームワークの良さでお父様の介護をされました。ご本人様も落ち着いて、亡くなる前日まで好きなコーヒーやお酒を飲まれていました。
おつきあいは短かったですが、4人の家族が揃って会話される姿を見て、これまでいかにお父様が家族を大事にしていたかが伝わってきました。いつまでも皆様が幸せに生活されることをお祈りいたします。
